さて、子どもと一緒にスキーをしたいパパやママにとって、子どもがスキーが出来るのは何歳から?は気になるところです。
一般的には、スキーは3歳ごろからと言われていますが、我が家では実際こんな感じでした。
1歳・2歳は保育所、3歳でデビュー
我が家では、0歳の時はさすがにスキーは我慢しましたが、子どもが1歳・2歳になるとパパ・ママが滑っている間は、スキー場の託児所に預けてました。ただ、2歳のシーズンの終わりころは、子どもを背負って滑ったり、スノーパークで積極的に遊ばせるようになりました。スキーを滑らせてあげたい気持ちはあったのですが、さすがに足元がおぼつかない2歳では、スキーに乗れるほどの脚力もなく滑れないのは明らかでした。
そして、3歳になると飛んだり跳ねたり走ったりもして脚力も十分ついてきたので、これならスキーも滑れるだろうと思いデビューさせてみました。
3歳児初めてのスキー
ハノ字が伝わらない
我が家では、ゲレンデに行く前に、あらかじめ自宅で、板の付け方とボーゲンのハノ字というものを教えておきました。そこで気づいたのは、字の読めない3歳児には「ハ」の字といっても全く理解できず、ピンとこないってことです。さらに「前を寄せて、後ろを開く」とか言っても言葉は通じませんでした。子どもに教えるのは難しいとは分かっていたものの、最初は苦戦しました。結局、言葉で説明しても理解できないので、一つ一つお手本を見せて「こうやるの!」ってのを繰り返して「ハの字」ボーゲンのカタチだけは出来るようにしました。
初ゲレンデ
そして、初ゲレンデ。まずは、初心者ゲレンデの下の平らな場所で板を付けて歩かせてみたり、引っ張って滑らせてみたり、しばらくは雪とスキーに慣れさせました。その後、手を引っ張って少し上に登り、そこから、ハノ字(ボーゲン)で滑らせてみました。
滑らせると言っても、やはり、最初は怖がるのでチョット先くらいで手を開いて待ち構えてあげる形で、徐々に滑る距離を伸ばしていきました。意外にスムーズに滑れて、転ぶこともなくできたとので、思い切って初心者ゲレンデの上の方から滑らせてみると、スピードが少し出たところでスキー板が重なって転倒です。転倒と言っても、泣くこともなくニコニコでしたが、今度は立ち上がり方が分からないようで、それを教えるのに一苦労でした。
ボーゲンヘルパー
その後、しばらく同じ練習をしたものの、ゆっくりのスピードならばハノ字をキープして滑れるのですが、スピードが出てガタガタし始めたり強く踏ん張るようになると板が重なってしまうようです。そこで、噂に聞いていたボーゲンヘルパーというものを板の先に着けてみると、いとも簡単に滑れてしまいました。止まるときは足を開くと教えるだけで止まれるようになりました。
次に、左右の曲がり方は、言葉で説明しても子どもには絶対に理解出来ないと分かっていたので、曲がらせたい方向の先に自分が立って「こっち、こっち~」と呼ぶようにしたら、何だか自然に向きが変えられるようになったようです。
ロープで後から引っ張る作戦でゲレンデ完走
子どもだけで右左に曲がることが出来るようになったので、次はロープで後ろから引っ張る形で、リフトに乗ってゲレンデの上から滑ってみました。子どもを後ろから引っ張って親がブレーキをかけているので、自分で左右に向きを変えられさえすれば意外と簡単に滑ってこれます。子どもゆっくりのスピードなら安心して滑れるようです。
コーチベルトが良さそう
同じゲレンデで滑っていた他の親子は、コーチベルトという優れものを使用していました。後から左右2本のベルトを引っ張ることで子どもの体の向きを左右に変えることが出来るアイテムで、自分で曲がれない子どもでも親がコントロールしてあげることで、上手に滑っていました。
子ども用のスキー板とブーツは?
初めてなので、スキー道具はレンタルしました。しかし、うちの子の足のサイズは15㎝、レンタルショップでは最も小さいブーツのサイズは16cm、ちょっと大きいような気がしましたが厚手の靴下をはかせて何とかなりました。
板の長さはレンタルショップの方にお任せしたのですが、身長より少し短いスキー板を貸してもらいました。ストックも借りたのですが、ストックがあると上手に手が付けず転んだ時に起き上がれないのでストックなしで滑っていました。
ブーツのサイズ的に考えても、スキーデビューははやり3歳がギリギリかなと。