昔からスキーを愛好してきた親世代の方からすると「プロテクター?」という気がします。しかしスノーボードに転向した方なら良く分かるのですが、よく転びますしケガも多いのです。プレイヤー同士の衝突などでケガをする場合もありますね。大人でもスノボの場合はプロテクターを着用したいですが、子供はなおさら着用したいですね。痛い思いを軽減して楽しいスノボ経験をさせてあげたいですし、発展途上な骨や体を守ってあげる必要があります。プロテクターはもちろん厚みがありますから、その分ウェアの中は薄着にするとよいでしょう。
プロテクターってどんなもの?
野球のキャッチャーが着用しているのもプロテクターですが、そんなゴツイものを着てスノボはできません。しっかりと保護しながらも身体にフィットしたものが必要になります。サイズをちょっと見て購入というのではなく、パッドが必要な位置にくるか、ずり落ちたりしないかなど、試着をすると良いでしょう。特にロングタイプは自分にフィットするか注意が必要です。滑っている途中でずり落ちてくるようなものはNGです。
また、ウェアの中に着用するプロテクターの他、ヘルメットもあると脳震とうなどを予防できます。もっとも、頭部を打った場合には頚椎も含めて病院で検査をしたほうがよいでしょう。
プロテクターの種類
プロテクターの必須部分はヒップパッド。しりもちを付いた時の為ですが、一般的にはケツパッドというと分かりやすいでしょうか。新雪ふかふかなら良いのですが、ちょっと硬くなった雪やアイスバーンなどは自分のお尻じゃないみたいに痛いです。
他にはバックプロテクターがついたベストやジャケットタイプ(ボディプロテクター)。膝は付くことが多いですし防寒にもなるので、肘用と共に着用したいところです。プロテクター部分は分割されているとフィット感が良いでしょう。手首のプロテクターなどもあります。
ヒップパッドの種類
○履くタイプ
最近主流はこの履くタイプ。伸縮素材のハーフパンツにパッドが入っています。長パンツタイプで膝パッド付というものもありますが、膝部分が自分の場所に合わないという場合があるので、確認して購入しましょう。
○着けるタイプ
腰と両腿のマジックテープでお尻に着けます。取外しが簡単なので、滑る直前に装着できて終わったらすぐ外せるところが便利です。履くタイプより硬いパッドが入っています。