スキーに行くからにはたくさん滑りたいというのが本音。横の移動やリフトばかり待って乗ってというのも時間のロスです。滑走距離が長いゲレンデがあるほど、楽しく長く続けて滑れて見晴らしも良いでしょう。滑走距離は長いけれど、横幅が狭いところは注意が必要です。長い滑走距離はスピードが出やすいのですが、横幅が狭いと危ないこともあります。
野沢温泉スキー場の3000m以上の滑走距離
野沢温泉の巨大スキー場は色々なエリアに分かれています。一番長い滑走距離のコースは林間コースの5000mです。パラダイスゲレンデと日陰ゲレンデを結んでいる幅7~10mの初級コース。ちょっと幅が狭いですね。近道が途中にあったりするので、家族が離れ離れにならないよう注意が必要です。スカイラインコースは中級上級向きで3500m。その名の通り、小毛無山頂からの見晴らしが良い尾根コースを通って、長坂・柄沢の山麓を滑ります。初心者に楽しい上ノ平ゲレンデは最長滑走距離2000m。標高1220~1410mと見晴らしが良く、長坂ゴンドラ・日影ゴンドラのどちらでもアクセスできる便利性も魅力です標高が高いため雪質もよく、幅が広くて緩やかな斜面なのでファミリー向きなのです。でもそこまで高く登らなくても・・・という初心者の方は、柄沢ゲレンデの最長滑走距離3000mが良いでしょう。平均斜度8度で初級者講習にもおススメです。
草津国際スキー場の「しゃくなげコース」
草津国際スキー場にも多くのコースがありますが、特に「しゃくなげコース」は滑走距離3200mで初級から中級レベル。どちらかというと初心者向きなのでファミリーには楽しいかもしれません。カラマツ林が続く広くて緩やかなロングコースです。大人が楽しむならば振子沢の滑走距離3000mでしょう。平均斜度13度、草津国際の人気ナンバーワンコースです。中級から上級向けです。残念ながら白根山コースは火山規制中で入山禁止です。とはいえ、入山規制が解けたらエメラルドグリーンの火口湖を見てみたいですね。
白馬八方尾根スキー場はオリンピックの地
日本を代表とする国際山岳リゾートです。オリンピックコース1は1998年に開催された冬季オリンピックの男子滑走コースで、オリンピックコース2の方は女子になります。もちろんどちらも上級者向けです。ファミリーには「リーゼンスラロームコース」全長3000mのロングコース。最大斜度が30度でコース幅も広いので、思ったより恐怖感が少ないでしょう。中級者向けですが、初心者でも挑戦可能です。
舞子スノーリゾートの長峰エリア
舞子スノーリゾートの長峰エリアなら「長峰ランランコース」が全長5000m。斜度は9度で平均6度という緩やかさ。初心者の練習に一役買います。奥添地らんらんコースからこのコースを制覇するころには子供の技術もアップしているかもしれませんね。
白樺高原国際スキー場のクロカンチャレンジコース
白樺国際スキー場ではメインコースも全長1300mありますが、クロカン&チャレンジコースでしゃ中級向け全長5000mがあります。超ロングコースでカラマツ林を眺めながらゆっくりと降りてきたいものです。