さて、子どもは何歳からスノーボードが出来るのでしょうか?
はやく子どもと一緒にゲレンデを滑りたい親にとっては気になるところです。
スノーボードを始める年齢は?
まずはサイズがあるか?
我が家の場合、最初に3歳でスキーを始めて、6歳からスノーボードを始めました。
6歳よりも、1年早い5歳からでも始められそうでしたが、本人にやりたい気持ちもなく、何より、スノーボードでは、子どもにあう小さなサイズのブーツと身長よりも短い板が見つからなかったので、大きくなるまで待ちました。うちの子のは少し小柄な方だったので、なかなかサイズが見つかりませんでしたが、大柄な子どもだったら4歳ごろからピッタリのサイズが見つかるかもしれません。
自分で出来るようになってからがベター
スキーでそこそこ滑れるようになり、雪やゲレンデには慣れていたので、スノーボードを初めてからの上達は早かったと思います。何より、リフトの前後でのブーツを付けたり外したりを、子どもが自分自信で出来るのは、親としてはかなり楽でした。
スクールは5~6歳から
スキーはボーゲン(ハの字)さえできればすぐにたって滑れますが、スノーボードは子どもでも大人でも滑れるようになるまでけっこう時間が掛かるので、初めが大切になります。そのため、特に子どもの場合には、スノーボードを始めるときは、まず、スクールで教わるのが大切です。スクール大半は5~6歳の年齢の子どもからレッスンを行っているようです。
親が子どもに教えるのは最低かも・・・
親が子供に教えてあげるパターンで、なかなか子どもが滑れるようにならず、親もイライラ、子どもも泣きべそをかいているという親子を時々見ます。初回のスノーボードである程度滑れないと、子どもがスノーボードを嫌いになってしまうという話もよく聞きます。
我が家の6歳児のスノーボードデビュー
まずはスノーボードの履き方から・・・
うちの子の場合、3歳からスキーをやっていたので、スキーブーツ履き方やスキー板の付け方はバッチリだったのですが、スノーボードに関してはチンプンカンプン。なにしろ、親も子もスノーボードをしたことが無かったからです。なので、スノーボードの道具はブーツと板のみであることもしらずり、スキー場のスクールでレンタルのスノーボードセットを用意してもらいました。
別々ですが、親子ともに半日のスクールに入りました。ブーツの履き方から教えてもらい、リーシュコードを先に着けることや、バインディングでの固定の仕方なども教えてもらえました。最初はスケーティングから教わり、すぐにリフトに乗って、初級ゲレンデの上まで行きました。そして、まずは転び方、スケーティングでの止まり方、そして、両足とも板に付けて横滑り(サイドスリップ)を練習して、次に木の葉滑りという感じで終わりました。半日のスクールが終わるまでに初級ゲレンデを上から降りてこれるレベルにはなりました。
子どものスノーボードスクール
親子ともに別々のレッスンを受けた後に話を聞いてみると、子どものスノーボードレッスンでは、あれこれ言葉で説明するのでなく、お手本を見せて、どんどん滑らせる形で教えてくれたとのことです。後ほど、他の子どもたちが受けているレッスンを除いてみたのですが、子どもに分かりやすいジェスチャーを使って子どもに体を動かさせて、スノーボードの滑り方を教えるという教え方でした。具体的な方法とポイントを言葉から教える大人のレッスンとはことなり、頭よりも体を動かすことで覚えることができる子どもの特徴をよく理解しているなという感じです。さすがプロのレッスンは違います。
素人レッスンはNG、スノボ嫌いになりそう
ゲレンデで、ちらほらスノーボードを初めて挑戦する人を見ますが、友達に教えてもらったり、親から教えてもらっている場合には、上達が遅い人が多くみられました。
朝から滑り始めて、スクールでレッスンを受けた私たちは、午後には、横滑り&木の葉でスムーズにゲレンデを降りて楽しんでいました。
しかし、スクールでなく友達や親から教わっている方々の多くは、転ぶたびにゲレンデの真ん中で力尽きて止まってました。遠目で見ていると、スノーボードを上手に滑れる友達や親は、まず、自分たちの滑り方と同じ縦滑りから教えてしまっているようで、上手に立てなかったり、滑ってもすぐに転んでしまったり、転んだ際に強く腰や頭を打って居たりなど、ホントかわいそうな感じでした。初めての人には、初めての人ようの教え方でないと、滑れるようにならないどころか、スノーボードが嫌いになってしまいそうに思えました。
スノーボード用品の購入
スクールを受けた時にボードの選び方などを教えてもらったので、その後、ネットで安いスノーボードセットを親子で一緒に購入しました。スノーボードの板の長さは身長よりも15センチぐらい短いものを購入、子どものブーツは来年も履くことが出来るよう1サイズ大きなものにして中敷きで調整しました。
高価なものは子ども用でもセットで数万円するので、最初は1~2万円の安いセットで我慢することにして、子ども用の1万3千円のブーツのスノーボード2点セットを購入しました。また、転倒時にお尻を打つことが多いので、痛いのを避けるためにヒッププロテクターも合わせて購入、よく割らないのですがスノーボーにはワックスを掛けた方がよいそうなので簡易ワックスセットも購入しました。
スキーとスノーボードの違いは?どっちが面白いの?
単刀直入にどっちが面白いかというと、我が家の場合は、親も子もスノーボードの方が面白く、その後、夢中になってしまいました。
子どもの話では、スキーは止まったり曲がったりするのに足が疲れるけと、スノーボードはつま先を浮かせた横滑りだけで滑れるので楽だと。また、急斜面でもスキーだと上手に止まれずスピードが出てしまう心配があるが、スノーボードだと横滑りさえしていれば簡単に止まれるので急斜面でも怖くないとのこと。
ただし、スノーボードでは平らなところでは止まってしまって動かないので、後ろ足を板から外して地面をキックして滑るスケーティングをしなければならないので、平らな場所が多いゲレンデでは大変です。また、リフトも手前で後ろ足を板から外して乗り、リフトを降りてから後ろ足を固定する必要があります。リフトに乗るたびに、毎回つけたり外したりする手間は、そのままリフトに乗り降りできるスキーと比べて大変だなと。
幼い子どもで、自分でスノーボードにブーツをつけたり外したりすることが出来ない場合には、スノーボードよりもスキーの方がよいと思います。毎回、親が手伝ってあげるのは非常に大変なので。