スキー・スノボ旅行へ行くのに交通手段はとても大切です。というのは、冬期に雪が降る方面へ行くには、道路は積雪や凍結が見込まれるからです。小さい子供を周囲の目を気にせず乗せられて、荷物もたくさん積める便利な自家用車で行く場合には、雪対策が必然になります。他には電車やバスという手段もありますが、メリットデメリットなども合わせて注意点なども考えておきましょう。
車で行く場合のメリットデメリット注意点
車で行く場合の最大のメリットは、荷物と小さな子供連れです。電車の場合は、電車に乗っている時間以外は荷物を持ち歩かなければなりません。宿泊先などに荷物を送付してしまえばよいのですが、子供用品などは持ち歩くことになります。小さい子供ほど、お世話グッズはかさ張るものです。車で行く場合にはトランクなどに荷物を詰め込んでしまえば、家からスキー場まで実際は手ぶら状態といっていいでしょう。また、もう一つの最大のメリットは小さな子供連れであること。バスツアーや電車だとトイレや休憩などは自分勝手に取る事が難しい場合があります。狭い席とたくさんに人に窮屈さや興奮でグズッてしまうことも。こういう時は親は周囲の目が痛く感じることが多いですね。でも親がイライラしたり精神的に不安定になると、子供があまり経験しない状況下でなおさらグズるという悪循環を起こします。自家用車の場合は家族オンリー。泣いても騒いでも、迷惑をかけるのは家族だけという気軽さがあります。
デメリットは雪道でしょう。12月中旬までならば平年程度であれば交通にそれほど問題はないと思います。が、オンシーズンあたりは雪のために事故なども起こり高速道路なども渋滞が起こりやすいです。雪道の運転が慣れていないと、運転自体も非常に疲れてしまい、往復するとスキーそのものよりも疲労困憊です。また、スタッドレスタイヤやチェーンなどの装備を持っていないならば購入するなどの費用面もデメリットの一つですね。
バスツアーはリーズナブル
バスで行く場合は、バスツアーが断然お得です。日帰りで自分で運転すると非常に疲れますが、バスツアーは寝ていても運んでくれます。乗った時から降りる時まで、ほとんどを自分の時間として過ごす事ができるというのは嬉しいですね。これが最大の利点だと思います。
一方バスの場合のデメリットは、荷物が大きい場合はトランクに乗せてもらえば良いのですが、それでも大荷物は考え物です。また手荷物にしても、バスを乗り合う場合は荷物の置き場所が意外に狭いですよね。子供の手回り品は意外にかさ張るので、他のお客さんの目も気になる場合も。さらに、低年齢だと途中のトイレ休憩などでトイレを済ますということができない場合があります。「今はで出ない」と言ったものの5分くらいで「トイレ」という可能性があるのも子供です。バスの座席は高速バスなどは比較的広いですが、それでも子供には狭い区切られた空間です。知らない人もいっぱい。当然興奮状態や、狭い空間で自由が利かない状態にグズッてしまうことも。お気に入りの絵本やおもちゃなどを持参したりして工夫したいところです。トイレ対策には履かせるオムツを保険にしながらも、ICでの休憩などを上手に利用していきましょう。
電車でのメリットデメリット
駅の階段の昇り降りを、子供を抱っこや負んぶをしていくのは結構大変です。何しろ子供だけでなく+荷物を持っているわけです。スキーとなると、通常のおでかけよりも装備はかさ張りますね。出来る限りの荷物は現地に送っておきたいところです。「全部レンタルしたい」という家族の気持ちもここにありますね。荷物はデメリットかもしれませんが、工夫次第で乗り切れるデメリットです。
電車内での子供というのは、乗る電車によっても違います。普通電車に長く乗るようですと、トイレや飽きてのグズリも心配です。途中下車して深呼吸させて子供の気分を変えてから再乗車すると良いのですが、乗り継ぎなどあるとそれが難しい場合があります。特急などは車両にトイレがついていたりして、座席もゆとりがあり、比較的安心して乗ることができます。グズッてしまったら、席を外してトイレなどがある付近で子供の気分を変えてみたりすることもできます。相当な積雪や天変地異、事故などが起きない限り、比較的時間が読みやすいのが電車という交通手段です。その点は自家用車で雪の高速を走るよりリスクが少ないといえるでしょう。
電車で行くツアーもありますね。駅からシャトルバスや送迎など出ているものが良いですね。