子供と楽しもうスキー・スノーボード

子供と一緒に家族でスキー・スノーボード旅行へ行くには、ちょっと条件があります。より楽しく過ごせるようにするには、その条件を一つひとつクリアすることが近道かもしれません。さて、どのようなスキー場が良いのでしょうか。

 

雪遊びだけでも、子供には十分に貴重な体験

例え子供がスキーを滑る年齢でなくても、冬の雪遊びなどから学ぶことは沢山あるでしょう。子供にとって、とても貴重な体験になると思います。普段とは全く違った自然に触れ、美しい銀世界と霧や靄、雪に映える青空や針葉樹。冷たく手が真っ赤になる雪の冷たさ。ということで、スキーやスノボーが出来る出来ないだけがスキー場へ行く目的ではありません。そこがファミリースキー旅行なのです。親がスキー・スノーボードが上手で上級者コースや面白いコースがたくさんあっても、子供はイマイチ。できれば全く滑れない場合はそり遊びや雪遊び、スノーチュービングや雪のようちえん、キッズスクール・・・色々遊べる場所はあります。できれば家族全員で満足できる旅行でありたいですね。

 

託児所はあるか?

子供をせっかく連れているのに託児所に預ける?というのも矛盾している気がする方もいるでしょう。が、全ての子供が雪遊びで長時間興じることができるわけではありません。午前中は雪遊びをして、疲れたら託児所でみてもらい、大人は上級者中級者コースまで足を伸ばす・・というのも有りです。年齢や予約などの設定やシステムがスキー場によって違うので、事前の確認が必要です。

 

雪のようちえんとは?

雪のようちえんというのは、託児所でありながら雪遊びもさせてくれる施設です。預かって欲しいけれど、ちょこっと雪に触れて欲しい。けれど、到着していきなりは子供は嫌がってしまう・・・なんて時には、場に慣れたところで少し遊ばせてもらいましょう。雪だるまを作ったり、雪上ハイキングなどをするところもあります。

 

キッズパーク・スノーパーク・そり遊び

雪に接して楽しいのは、何もスキーやスノボーだけではありません。そこに雪があるというだけで子供は心躍るのです。キッズパークは雪遊びをするだけの子供から、そりやチュービングで遊ぶ子供もいます。他にも遊具やスノーエスカレータなどがあったりします。無料の休憩所を設けているところもありますね。このキッズパーク、きちんと他のコースと隔離していることが大切です。滑ってきたスキーヤーが突っ込んでこられるようなところでは怪我の危険もあります。

 

スクールは充実してるか

子供が3歳くらいになると、スキー・スノボーが大好きな夫婦としては「小さいうちから子供に教えたい」という気持ちが湧き上がってくるでしょう。しかし親が子供に教えるのは大変です。危険も伴います。そこでキッズ・ジュニア・中学生以上と分かれているようなスキースクールがあると嬉しいですね。実力に伴わないスクールに入れてしまうと、段階を飛ばしてしまうので、怪我の原因になったりします。スクールの内容を明記しているところもありますから、チェックしてから予約しましょう。また、バッジテストなどを実施しているのであれば、1シーズン日帰りなどで練習を重ねて、バッジテストを目指していくことも良いでしょう。段階が上がると子供もやりがいが違います。

子供がある程度滑れる場合は、ファミリースクールのような家族単位などで先生がついてくれるような企画もよいですね。普通のスクールだと家族がそれぞれバラバラになってしまいますが、これなら一緒に楽しみながら上達できます。親の楽しむ姿を見て、子供は更にスキーやスノボーを好きになっていくでしょう。

 

広いファミリーゲレンデ!

スクールで学び、リフトに乗るコツも教えてもらった子供。しかしやはり最初は緩い傾斜のゲレンデで練習となります。ところが中上級者のコースばかりだと難しくなります。一緒に滑って楽しめる、基本を繰り返し復習できるファミリーゲレンデが楽しむためにも、上達のためにも必要なのです。午前中はスクール、午後はファミリースクールというように時間をとると有効でしょう。

 

汗を流して帰ろう

スキーはスポーツです。雪遊びも夢中になると、子供にとってすごいエネルギーを放出します。体温を逃がさないような服装にしているため、汗びっしょりになってしまうことも。泊まりならお風呂へ直行したいですね。日帰りでも温泉が周囲にあったりするので、さっぱりして帰りたいものです。最後は湯冷めしないように注意ですね。

 

アクセスは簡単に

子供連れはお世話用品なども持ち歩きますし、スキー場までのアクセスは簡単にしたいところです。親子とも、往復体力の節約です。また、アクセス時間が短ければ滞在時間も長くなるので、親子ともゆとりが出てきます。