以前購入してスタッドレスタイヤを持っている場合、シーズン前のスタッドレスタイヤへの交換とシーズン後の夏タイヤへの交換という年に2回の履き替え作業が必要となります。
自分で交換する場合には、履き替え(交換)の作業料(工賃)は発生しませんが、カー用品店や整備工場でやってもらうとなると年に2回分の作業費用となるので結構な負担となります。
また、購入後は使っていない方のタイヤの置き場所に困ることが多いです。タイヤ1本ならそれほどでもありませんが、クルマ1台分の4本となるとそれなりに大きな場所が必要となります。
「履き替え」「脱着」と呼ばれる作業
初めてスタッドレスタイヤを購入する場合には、ホイールとスタッドレスタイヤのセットで購入して、スタッドレスが付いたホイールと夏タイヤが付いたホイールを付け替えるだけで簡単にスタッドレスと夏タイヤを交換できるようにします。このタイヤが付いたホイールを付け替える作業のことを自動車業界では「履き替え」や「脱着」と呼んでいます。
履き替え(脱着)の作業料(工賃)は?
おおよそ、税別で3000円~4000円ですが、ショップにより異なります。高いショップだと8000円もしたり、他店で購入したスタッドレスへの履き替えは通常の2倍となることもあるので、あらかじめ確認した方がよいでしょう。
私の住んでいる周辺でのスタッドレスと夏タイヤの履き替えを行ってくれるショップを調べて各ショップの作業料を電話で問い合わせてみました。
店名 | 作業料(税込) |
オートバックス | 3240円 |
ジェームス | 3088円 |
イエローハット | 3240円 |
オートウェイブ | 4320円 |
アップガレージ | 8640円 自店購入品は半額 |
タイヤ館 | 3240円 |
コックピット | 3240円 |
タイヤセレクト | 4320円 自店購入品は半額 |
エネオス | 3780円 |
出光 | 3240円 |
コスモ | 4320円 |
エッソ | 3240円 |
昭和シェル | 4320円 |
※同じショップ名でも各地の店舗により作業料が異なることがあるようです。
車検を頼んでいるディーラーや整備工場でももちろん行ってくれますが、チョットした作業では頼み辛いのでカー用品店やスタンドなら気軽に頼めると思います。
使っていないタイヤの保管方法
スタッドレスタイヤを購入後には使わない方のタイヤの置き場所が問題となります。タイヤ1本ならそれほどでもありませんが、クルマ1台分の4本となるとそれなりに大きな場所が必要です。
敷地が広く大きな物置があるご自宅ならばもんだありませんが、マンションやアパートや小さな戸建ての場合には置く場所探しにも一苦労です。多くの方はマンションやアパートならベランダ、戸建てならば駐車場や庭の片隅に置くことが多いようです。
どうしても置く場所がない場合や面倒くさい場合には、料金を支払うことでタイヤを保管してくれるサービスが利用できます。保管の料金は、地域や保管方法などにより大きく異なりますが、ざっと数千円~数万円程度です。タイヤ保管の専門店のほか、一部のカー用品店や一部のガソリンスタンドでも行われています。
タイヤの履き替えと保管をセットで行ってくれるショップなら、自分で重たいタイヤをクルマに積み下ろして運ぶ手間が不要となり自分で手を出すことなく楽々で交換してもらえます。