子連れで行く前夜発スキーバス

朝発か夜発かでスキーバスツアーの選択を悩む方も多いのでは。できれば疲れが少なく済んで、たくさん滑れて遊べるスケジュールを選びたいものです。朝発は帰路の時間が遅めになっていて、一日を有効に使えるようになっています。夜発のメリットはどうでしょうか? 滑走時間はどのくらい取れそうでしょうか? 夜発ならばもうちょっと朝発よりも遠くまで足をのばせるのでしょうか?

 

夜発のメリットデメリット

時間有効利用の朝発は近郊であるために雪質が劣る場合があります。白馬エリアだと雪質が良いのですが、遠方であるために滑走時間が短くなります。一方夜発のメリットは、日帰りでもちょっと遠方に足を伸ばせるので、雪質の良いゲレンデを選ぶことが可能なところ。遠いから泊まりといきたいけれど、資金が・・・という方には夜発は嬉しい企画なのです。デメリットは、夜バスの中で寝るのでゆっくり休めず、身体がしんどいというところです。また、あくまで日帰りなのに遠出をするので、滑走時間が短くなる場合があります。もしくは朝発と同じくらい。朝早くスキー場に到着したものの、リフトが動いていない・・・などの残念な状況もあったりします。そういう可能性がある場合は、快適な休憩所が整備されているところが良いでしょう。

 

夜発スキーバスツアー スキー場ランキング

ちょっと遠方のスキー場まで足を伸ばせるのが夜発の醍醐味。ですが、やはり移動時間はなるべく短く、アクセスが良いスキー場が有利です。

『舞子スノーリゾート』関越道塩沢石打ICから約1分の新潟にあるスキーじょうです。スキーセンターの設備が充実していて、レストランやショップだけでなく、スクール受付やレンタル、託児所やキッズピット、仮眠室や無料休憩室まであります。さらに4階にはスパ舞子温泉まであります。

『星野リゾート アルツ磐梯』は福島にあります。高速道路から15分。キッズから上級者まで楽しめるスキー場で、コースが豊富な大型スキー場です。早割りリフト券などは早く売り切れてしまうほどの人気。スキー場施設のリゾートセンターにはラウンジや食堂の他に、ファミリーフロアとして託児や授乳室、キッズが遊べるプレイランドまであります。アカデミーはキッズと大人に分かれていて、レベルやレッスン内容が細かくサイトに書かれています。確認してから申し込みましょう。

『神立高原スキー場』は新潟のスキー場です。関越道湯沢ICから約3分。緩やかな斜面とゲレンデ食が美味しいというファミリー向けのスキー場です。ゲレンデハウスギャラリアには、神の湯という露天風呂などの入浴施設や仮眠施設があり、早朝・深夜も営業しています。スクールはSIA・JSBA公認校でスキー・ボードの他に、モーグルスクールまであります。託児はありませんが、無料で利用できるキッズルームを完備しています。

 

夜発バスツアーの持ち物

夜発バスツアーの持ち物で「これがあると便利」というものを知っておくと良いですね。まずはバスに乗る前に乗り物酔いする方は酔い止めを飲みましょう。帰りの分の薬も忘れずに。大判の厚手のストールなどは、バスの中で毛布代わりになります。特に窓際などは肩を冷やしてしまうので活躍します。バスの中で眠るのにネックピローなどもあると良いです。バスの中の暖房で乾燥するのでマスクやリップクリームも必要です。アイマスクや耳栓などの安眠グッズも良いですね。

バスから降りた後は一刻も早く滑りたい!という場合は、身支度や腹ごしらえも事前に必要です。アンダーウェアやフリーズなどは既に着ていきましょう。安眠するためには、その上に着ていくものは楽なイージーパンツやパーカーが適しています。朝ごはん用のオニギリなども持参して、ゲレンデに出る前に食べるとレストランや食堂で並ぶ時間が節約できます。