準備とスケジュール

家族でスキー・スノボ旅行に行く場合、準備やスケジュールに気をつけることはどんなことでしょうか。初めての場合、あれこれ思い悩んでばかりいても仕方ないのですが、無謀なスケジュールを立てると子供の負担になります。基本、家族でスキー・スノボに行く場合は子どもの笑顔が見られればOKという点、できれば親の笑顔も見せてあげられるとスキー・スノボが好きになるという点は押さえておきましょう。

 

スキー・スノボ旅行の準備と段取り

○スキー場選び=大人のスキー旅行などは「まずは予算、良いゲレンデ」などの条件でしょうが、子供連れの場合は「どのようなスキー・スノボ旅行にしたいか」というところから始ります。子供は必ずしも自分でサクサクとスキーをしてくれるとは限らないので、託児所でお願いする場合や、ソリ等の雪遊び、初めてのスキーのためのスクールなど色々な目的がありえます。どのように楽しむかでスキー場は変わってきます。また、交通手段をどうするかでも変わってきます。

○宿泊の有無=日帰りか宿泊かで、宿泊場所を予約することが必要です。日帰りで近場ですと子供には少々強行軍ですが、次の日の子供の疲労を軽減できます。宿泊の場合は1日目をゆとりを持って過ごすことができますし、温泉や美味しい食事があると楽しみが倍増しますね。さらにリスクはありますが車中泊という選択もあります。ともあれ、シーズンが近づくと人気のスキー場近くは予約が取りづらくなります。早めに予約をしましょう。

○スキー・スノボグッズ=道具やウェア一式をレンタルすることもありですが、一回きりでなければウェアは雪遊びの場合でも便利ですし、数回で元が取れる値段のものもあります。道具とウェアは購入かレンタルかを早急に決めましょう。サイズによってはスキー場にレンタルがない場合もあります。インナーや靴下や帽子などはレンタルがない場合が多いので、安くても良いので購入したほうが良いでしょう。

○交通手段の準備=交通手段が車の場合はスタッドレスタイヤやチェーンはもちろんですが、雪道に慣れない方は万が一の備えも必要です。軍手や雪下ろし用品、長靴、キャリア、金属製スコップなど。電車で宿泊付きの場合は、宿泊先に荷物を送るなどの段取りが必要になってきます。

○宿泊準備・着替え等=宿泊の場合は宿泊のための用意を。宿泊がなくても汗をかいたり、濡れてしまった場合の着替えが必要です。

○UVケア=夏ではありませんが、雪の照り返しは結構大変です。子供だけでなく大人も日焼け対策をしましょう。また、雪で反射した光で目を傷めるので、子供であってもゴーグルやサングラスの用意を。

○赤ちゃん連れの場合=周囲に店舗が少ないので、赤ちゃんグッズは必要一式持参したいところ。コンパクトな荷物になるように工夫のしどころです。

 

子供連れ旅行の注意事項

スキー・スノボ旅行に限らず、子連れ旅行の注意事項の基本はあまり変わりません。ウインタースポーツは、あえて言えば気温差に対応することくらいでしょうか。

交通手段やレンタルなどはスキーバスツアーなどが手軽で利用しやすいですね。手配も要らないですし、計画も車の運転も自分でしなくて良いというのは結構楽です。ただし、子供が幼児の場合はバスの中でグズッたり、オムツの子供はオムツ替えなどが心配なところです。子供が幼いうちは途中休憩の自由が利いたり、グズッても周囲になるべく気兼ねがないほうが良いでしょう。子連れの場合はゆとりある計画が必要です。

汗を冷やしてしまったり興奮や疲労で発熱ということも多いですから、保険証持参(コピーでも)なども必須項目です。喘息などの持病がある場合は、宿泊の場合は近隣の病院をチェックするなどしても良いでしょう。初めてのスキーなどで怪我をしてしまうことも想定しておきましょう。

また、親が別々に行動することもゲレンデでは充分ありえることです。連絡がつくように携帯電話などは持っていたいもの。充電や防水などは気をつけたいですね。