車で行くスキー・スノボの準備

自家用車でスキー・スノボ旅行へ行く場合、問題は車で行く場合の冬季の車事情です。どんな準備をしたら良いのか、どんなところに気をつけた方が良いのか見てみましょう。

 

難関!?スキー場までのアクセス

スキー場へ車で行くには雪道が避けて通れないものになります。雪道は慣れていても油断がならないものですが、不慣れな人には大変危険なものです。装備はもちろん万全を期して、さらに万が一の時の対処も用意しておきましょう。車でトラブルがあった場合、大抵の不慣れな人はただパニックに陥ってしまいます。

○雪道を走るため装備

スタッドレスタイヤ


   ・スタッドレスタイヤ ※必須
   ・チェーン ※必須 (スタッドレスなら無くてもOK)
   ・軍手(ゴム手袋)
   ・長靴
   ・スコップ (雪かき・雪下ろし用品)
   ・氷解スプレー
   ・緊急停車時に後続車に知らせる装備

 

初めての場合、スタッドレスとチェーンとどちらが良いか迷うことが多くあります。数十年前の話では、スキーと言ったらチェーン、チェーンの脱着も練習した方が良いなどという流れでしたが、現在では、チェーンを付けている人はごくわずか、大半のクルマがスタッドレスタイヤです。スタッドレスのほうがチェーンよりもスピードが出せて周囲の車とリズムを同じにして走ることができます。しかしアイスバーンや大雪のろめんでは、スタッドレスでも滑ることがあるので、念のために、チェーンも用意していくのがベストです。基本的には、スタットレスのみで全然問題はありません。

安物のチェーン

逆にチェーンのみでは、スピードも上げられず、長距離の走行は難しいため、苦労することが目に見えています。特に安物のチェーンでは、ある程度の距離を走行するとすぐに破損して使えなくなってしまうものも多くあります。雪国では、基本的にチェーンを使うクルマはなく、スタッドレスのみであることからも、出来るだけスタッドレスタイヤに替えていくことをお勧めします。
 

スタッドレスタイヤ・チェーンの値段は?
スタッドレスタイヤの価格は、車種やタイヤの種類にもよりますが、1本8千円~2万円ほど、夏タイヤに戻す時のことを考えるとホイールもセットで必要になりますので、ホイール込みで1本1万8千円~3万円、4本で十数万円ととてもお高い買い物になってしまいます。一般的にはカー用品店などで購入することが多いのですが、近頃はホイールとスタッドレスタイヤをセットにした格安のインターネット通販もあるので候補としてお勧めします。

チェーンは、ネットでは数千円から格安のものが販売されていますが、スキー場へ行くときに使用できるレベルではなく、10kmも走らないうちに切れてしまうものが多いです。しっかり使えるものとしては、ゴム製の数万円台のものですが、それでも、高速道路を時速50kmで走らなければならないので非常につらいです。

クルマで行くとなると、どうしても避けられない雪道対策ですが、試しにスキー場へ行ってみたいというお試しレベルでしたら、スキーバスなどがとてもリーズナブルなのでお勧めします。マイカーよりも安い場合もあります。
参考ページ:スキーバスvsマイカー どっちが安い?

○すごい豪雪になって埋れちゃいそうな事態になった時の人ために

万が一豪雪になって車が雪に埋れそうな場合は、車を道の中央に止めてアンテナを伸ばしてアンテナの先に目立つものをつけます。救助されやすくするためです。マフラーに雪が入ると車内が酸欠になってしまうので、エンジンを止めるというのが通説になっています。もちろん寒いので毛布などを積んでおくべきでしょう。これは車の中で子供などが寝た時にかけてあげられるので、最低一枚は積んでおきましょう。

○雪道はなるべく短く終らせたい。

ということで、スキー場選択に「高速インターから降りて近いスキー場」がオススメです。さらに、たんばらスキーパークのような「お助け隊」みたいなものがあります。雪道でチェーンを巻けないなどのトラブルにコールできます。スキー場の案内をチェックしたり、コール№をメモしておくことも必要ですね。

 

車中泊も有りか?

親御さんの中には車中泊でスキー・スノボ旅行をしていた方もいらっしゃると思います。それはそれで節約になるし時間の節約にもなります。ただ、全く車中泊を経験したことがない方が幼児などを伴ってするのはオススメできません。冬の車中泊しかも雪の中では、それなりにリスクもありますし、コツがあるからです。

参考までに車中泊について少々。まず、車内には一番下に厚手の銀マットを敷きます。これが一番肝心。その上に布団を敷いてスキーウェアーを着たまま寝ます。その上に毛布と布団をかけます。車のエンジンですが、最初車内を暖めた後に切ります。雪がマフラーに積もったりして排気ガスが車内に逆流するので危険だからです。その後急速に車内が冷えていきます。家族で大型の車で寝る場合には、真ん中を子供にして外側を親にします。外側の車壁側は寒いですから、背中等にカイロを貼っておくとよいでしょう。足元は冷えるものなので、足元の毛布の中にカイロなどを貼っておくとぬるいコタツのような感じです。中の子供はこれで暑いくらいになりますよ。ちなみに、水分が凍ってドアが開かなくなるという事態があります。ドアのゴムにグリスを塗っておくと良いのですが、氷解スプレーもよいでしょう。トイレですが、車内でする・・という方法もあります。が、抵抗がある家族は、高速道路のPAなどで車中泊をしてそこのトイレを使ったりしますね。

車中泊は必ずしもできるものではなく、天候によって豪雪になった場合などはあきらめなければいけません。朝になったら外に出られなくなったということも有り得るのが雪の降る地方です。